為替、特に米ドルと株価の動きには密接な関係が!
経済ニユースで「為替と株の値動き」とセットで報じられるように、為替、特に米ドルと株価の動きには密接な関係があります。
円高では「海外旅行や個人輸入がお得」と言われるように、原材料を海外に依存する素材産業や食品業、輸入商社などは、円高のメリットを享受できます。
逆に、輸出比率の高い自動車や電気機器などの製造業では業績悪化の大きな要因となるため、円高が進むほどに売りこまれてしまいます。
もちろん、円安になれば逆の動きをします。
また、輸出入に頼らず国内で完結する業種、例えば銀行や不動産、小売、サービス業などは為替の影響を受けませんが、円高になると注目される傾向があります。
一般に、円高ドル安方向に振れると日経平均株価は下がり、円安になると上がりやすくなりますが、これは日経平均株価算出に占める輸出企業の割合が高いためです。
日経平均が下がると全体の雰囲気も冷えるので、そういう意味でも為替が株価に及ぼす影響は多大です。円安方向に振れている今は輸出関連を中心に探していきましょう。
株は為替の影響も受けるということですね。特に輸出関連株は敏感に反応するので注意が必要です。
どれだけ為替に左右されやすいかは、財務情報の「海外売上高比率」を見ることでわかります。製造業などでは必ずチェックしましょう。
参考になさってください。
>>>
ネット証券比較ランキング