買った時の根拠が当てはまらなくなったら「売り」
株は買うことより売ることが難しいと言われています。
買う時には、しっかり指数や業績などを分析してから株を買うものの、どこで売るかまでは考えていない人は多いでしょう。
一度経験しないと実感できないかもしれませんが、持ち株が値上がりすると欲が出て、持ち続けたら結局元に戻った、というのはよくあることです。
逆に、上がったからとすぐに売ったら、その後もどんどん上がっていった、なんてことも多々あります。
短期売買の取引はともかく、株投資の理想は、バイアンドホールド、つまり買ったら持ち続けるのが基本です。
しかし、いつかは売らないと利益は確定できません。では、いつ売ればいいのでしょう?
ケースバイケースではあるのですが、ひとつには、買った時の根拠が当てはまらなくなったら「売り」だということが言えます。
根拠がないということは、買えないということです。
買えない株なら持ち続ける意味はありません。
なぜ買うのか、最初にその根拠を明確にしておけば、売るべきタイミングも見えてきます。
株価しか見ていないと売りは非常に難しいです。初心に帰って銘柄を分析しましょう。
「売り」をテクニカルに頼るのもひとつの方法です。
「二番天井を付けたから売る」などと機械的なルールを決めておけば、悩むこともありません。
参考になさってください。
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