株の配当金・売却益にもかかる税金

株に関係する税金としては、まず売却益にかかる税金があります。
「源泉徴収あり」の特定口座なら、自分で納税する必要はありませんし、確定申告も不要です。
しかし、年間を通してマイナスになった場合は、確定申告をすれば損失を向こう3年間まで繰り越して以後の利益と相殺することも可能です。
面倒ではありますが、損失額が大きいほどメリットも大きいでしょう。
なお「源泉徴収なし」で20万円以上の利益が出た場合、確定申告を行なわないと、懲罰的税金が二重三重に加算されます。
また、配当金からも10%が源泉徴収されていますが、所得金額によっては確定申告で配当控除を受けられます。
ただ、税額ゼロにはならず、かなりの額の配当金を受け取っていない限り、控除も微々たるものです。
所得額が多い人は、申告によって逆に税額が増えるので、配当金については考えなくてもいいです。
いずれにせよ、証券税制は頻繁に改正されています。詳しくは管轄の税務署で相談してみてください。
税金は必ずかかるものです。間違っても脱税など考えずに素直に支払っておきましょう。
22年度より、配当金の受取先を[源泉徴収ありの特定口座]に指定すると、配当金にかかる税金を株の譲渡損失と通算できるようになりました。
参考になさってください。

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