ボロ株で儲けようとするのは投資じゃなくてギャンブル
株価2ケタ以下の銘柄は少額で購入できるうえ、1円の動きが1%以上の大きな変動となります。そのため、一部の個人投資家の間で人気があります。
極端に安い株を見て、皮算用をしたことがある人も多いでしょう。
しかし、あなたより高く買ってくれる人がいて、あなたが入れた指値注文が約定する番は、果たして回って来るでしょうか。
株価が2ケタ、特に額面割れまで落ちるような企業は、ほぼ万年赤字で事業の存続が危ぶまれている状態です。債務超過(負債が資産を超えている状態)に陥りそうになるたびに第三者割当増資を繰り返す、そんな企業も多々あります。
こうした投資対象になり得ない銘柄は、一般的に「ボロ株」と呼ばれています。
まれに起死回生の一手が出て大きく上がることもありますが、それに賭けるのはギャンブルでしかありません。
お金が画面上の数字ではなく、手元にあると想像してください。不確実な値上がり益のために、明日にも倒産するかもしれない企業へ何枚もの一万円札を預けることができますか?
単に株価だけを見る場合、株価が低い銘柄は「低位株」と呼ばれ、低位株の中にボロ株が含まれます。
対して、株価の高い銘柄は「値がさ株」と呼ばれます。
ボロ株で儲けようとするのは投資じゃなくてギャンブルです。何万円も賭ける価値はありません。
参考になさってください。
>>>
ネット証券比較ランキング