出来高の意味を考えれば投資家の心理も見えてくる!

株の売買が成立した数を出来高といいます。「出来高は株価に先行する」と言われ、テクニカルではチャートと同じくらい重要視されている指標です。
売買が活発で出来高が多い銘柄は、それだけ投資家に注目されているということを意味します。
出来高の増加とともに株価は上がり始め、出来高のピークとともに株価もピークとなり、出来高が減少しながら株価も下がる、という傾向があります。
まず買いたい人が増え、ピークで売りたい人と買いたい人の数がつり合い、その後買いたい人が減り始める、という動きです。
また、出来高増加と同時に株価が下げ始めたら、まったく逆の動きになります。
また「価格帯別出来高」では、出来高の多い価格帯は上げどまりや下げ止まりのラインとなり、そこを上抜けると買い、下抜けると売りであるとされます。
まだ注目されていない株を探すというバリュー投資の視点で見るなら、普段の出来高はあまり多くない株のほうがいいかもしれません。
出来高の増加は売り時の参考になるでしょう。
出来高は投資家の人気の表れということです。出来高増加から初動がわかり出来高の多い価格帯は節目となります。
ただし、バリュー投資では注目されていない銘柄がよいとはいえ、出来高が少なすぎるのも問題です。「買えない、売れない、注目されない」では無意味です。
参考になさってください。

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