日本経済新聞 2019/05/04
長期の資産形成に適した積み立て投資。若年層向けとされるが、認知度はそれほど高くない。投資信託協会の調査によると、20代の男女約2700人のうち「知らない」と回答した割合が61%に達した。
年齢別では40代が56%、60代が48%と、年代が上がるにつれ「知らない」割合が下がった。
積み立て投資は本来、若年層こそ有効とされる。毎月同じ金額だけ投信などを買い続ける「ドルコスト平均法」の効果を得られるためだ。相場が下落したときに安い単価で多く買えるので、長い期間でみれば投資収益を得やすくなるとされる。
20代でドルコスト平均法を知っているのはわずか8%。こちらも中高年層より低かった。「つみたてNISA」など新制度を普及させるためには、積み立て投資の効果をまず知ってもらうことが欠かせない。
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