積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)が1月から始まった。人気の投資信託を探るため、指数に連動するインデックス型投信のうち、年初からの資金流入額(推計値)が多い順にランキングしてみた。
上位には日経平均株価に連動するタイプが並んだ。
首位は「野村インデックスファンド・日経225」。設定から解約を差し引いた今年の資金流入額は118億円だった。月平均では59億円と、昨年1年間(2.4億円の流出超)を大きく上回った。
上位10本のうち半数が国内株式型だった。資産運用の初心者にも値動きが分かりやすく、より身近な商品として支持されているようだ。
上位10本はすべて、今年の資金流入額の月平均が昨年より多くなった。専用ファンドではないため、つみたてNISA向け以外の資金の出入りもある。世界的に株式相場が下落した2月に、逆張りの資金が流入したとみられる。