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NISAニュース
「開始目前、つみたてNISA 買える投信を再チェック 」

日本経済新聞 2017/12/4

つみたてNISAは、いわば長期資産形成版NISA。非課税期間が20年と長く、投資信託をコツコツと積み立てながら、自分の老後資金や幼い子供の将来の大学資金などを効率的につくっていける。

年間の投資枠は40万円。買い付け方法は積み立て(少なくとも年2回は買い付け)に限り、毎月積み立てる場合は月額3万3333円が上限となる。対象商品も、長期資産形成に向くと国が認めた投信とETF(上場投信)に限られる。こうした点が、現行のNISAとの大きな違いだ。また、つみたてNISAと現行NISAとの併用はできず、現行NISAから資産を移し替えることもできない。



つみたてNISAの対応商品として、17年10月2日の受け付け初日に金融庁に届け出があったのは投信103本。購入時の手数料ゼロ、信託報酬(保有中にかかるコスト)が一定水準以下、毎月分配型でないなどの国が定めた基準を満たしている。株式のみ、または株式を中心に複数資産を組み入れる投信が対象とされているため、債券のみやREIT(不動産投信)のみで運用する投信はない。これも、つみたてNISAの特徴の一つだ。

現在のところ、対応投信の大半は市場平均並みの運用成績を目指すインデックス型投信。下表にあるように、信託報酬がかなり低い商品がそろっている。国内外の株式、債券、REITなどを組み合わせて運用するバランス型投信も低コストのものが多い。



つみたてNISAで実際にどの商品を扱うかは金融機関によって分かれるが、インデックス型やバランス型に関しては、どの金融機関でも長期投資に都合のいい低コストの投信を購入できそうだ。

一方でやや残念なのが、市場平均を上回る成績を目指すアクティブ型投信の選択肢が少ないこと。運用実績5年以上、運用期間の3分の2以上で資金流入超過など、アクティブ型に求められる基準が厳しかったためだ。

下表は今回届け出られたアクティブ型のうち、国内や海外の株式にメインに投資する投信10本の運用成績をまとめたもの。運用効率の良さ(いかにリスクを抑えつつ高いリターンを得たか)を測る指標のシャープレシオを見ると、投資先が同じタイプの中で比較的優秀な成績を残している投信が目立つ(表内の赤太字部分を参照)。



運用期間や資金流入などの厳しい基準をクリアしたということは、投資家にそれだけ支持されてきた投信ということでもあり、良好な成績はある程度納得がいく。こうした投信で資産運用に「味付け」するのは一つの手だ。

ただし注意が要るのは、直販投信の「結い2101」「セゾン資産形成の達人ファンド」は今のところ主要ネット証券のつみたてNISAででは購入できない点。同じく直販の「ひふみ投信」については、中身がほぼ同じ「ひふみプラス」をネット証券で購入可能だ。つみたてNISA口座を開く金融機関を選ぶ際には、どのアクティブ型投信を取り扱うのかよく確認しておきたい。



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