最長で5年という期限を見据えて行うニーサ投資
株式投資を行う際、皆さんは何を基準に行っているでしょうか。
デイトレードといった超短期で勝負を決しようとする場合、ごく目先の株価の動き=ちょっとしたアヤに目をつけて、上下いずれかの流れに乗って売りから入るか、買ってサヤを取るかになると思います。
場合によっては分単位で手じまうことになるのですから、業績の見通しがどうなるとか、二の次になるのは言うまでもありません。
ましてや、5年後にどれだけ利益成長するのかなど、その企業の将来像を見極めることはないでしょう。
反対に、ニーサを活用した中長期投資を行う場合はどうでしょうか。少しでも安い水準で買おうとする心理が働くかもしれないながら、それを最も重視することはないでしょう。
最低でも、今期の業績見通しはどうなるかぐらいはチェックし、さらに数年先における、その企業の姿を想像しながら買うことになると考えられます。
たとえて言えば、100メートル走とマラソンくらいの差はあるでしょうか。いずれも走ることは共通していますが、そのテクニックは大きく相違しています。
普段は、値動きに着目して売買している投資家も、最長で5年という期限を見据えて行うニーサ投資では、頭を切り替えなければなりません。
中長期投資はどのように行うべきか。
次回以降で、述べていきます。
<続く>
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