配当金は魅力的ですし、長期投資が前提なら重視してよいと思います。
投資に対するリターンとしても確実で、数字も非常に理解しやすいため、つい目が行きがちです。
しかし、株投資においては、配当金は副次的な物と考えるほうがいいでしょう。
利益の大半を配当金として株主還元する企業と、利益の大半を事業に再投資する企業、どちらが成長しやすいかといえば、やはり利益を再投資する企業なのです。
配当金として処分しなかった利益は企業の価値を押し上げ、各ファンダメンタル指標は割安方向に振れます。とすれば、株価もより上がりやすくなるわけです。
配当金は株価に対して3%もあれば高利回りと言われますが、割安で放置されていた銘柄が動き出せば、3%の値動きは誤差の範囲です。
企業が利益をどれだけ配当金に回しているかは、配当性向という指標からわかります。
配当性向が低い企業なら、高い配当利回りでもインカムゲインとキャピタルゲインの両取りを期待できるかもしれません。
参考にしてみてください。
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