インターネットが普及した現在では、だれでも自宅のパソコンから、安く簡単にインターネットに接続できるようになりました。通信速度も昔とは比較にならないくらい速いですね！

さらに最近ではスマートフォンや、モバイル高速通信インフラの整備により、屋外でも極めて安定した状態で高速通信ができるようになりましたね。技術革新というのはすごいものです。

そうしたインターネットの進化を背景に、株式の取引も、パソコンやスマートフォン経由で、いつでもどこでも手軽に取引ができるオンライン取引が主流になっています。以前は電話や店頭での売買が主流でしたが、完全に様変わりですね。

売買を仲介するのは証券会社である、という点は変わりませんが、オンライン取引はインターネット経由で証券会社の取引システムに直接アクセスするため、ほぼリアルタイムでの売買が可能で、人手を介さない分、売買手数料も格段に安く設定されています。

ではインターネット経由での、株式のオンライン取引は、具体的にどのような手順で行われるのでしょうか？

ステップ１：株式の購入

自宅のパソコンやスマートフォンの画面に表示される現在の株価を見ながら、証券会社のオンライン取引システムを利用して買い注文を発注します。購入方法としては、そのときの株価で購入する「成行注文」や、購入する時の株価を指定する「指値注文」などがあります。

ステップ２：購入した株価をチェック

定期的に保有している株式の株価をチェックします。正確に株価を覚えなくても、株価のグラフ＝株価チャートを見れば、容易に値動きの推移を把握できます。

ステップ３：株式の売却

株式の購入と同様に、オンライン取引システムを利用して売り注文を発注します。買い注文と同様に売却方法も、「成行注文」や「指値注文」を選べます。売却ルールや株式の保有期間は人それぞれですね。短期での売買を繰り返す人も、長期でじっくり株式を保有する人もいます。どんな方法であれ、結果的に儲けが出れば「正解」と言えます。