売買注文には、大きく分けて次の二種類の方法があります。「いくらで買いたい、売りたい」と株価を指定する「指値」と、株価を指定しない「成行」が注文の基本になります。
指値注文では、買い注文と売り注文の値段が一致した時のみ売買が成立します。例えば、現在値が1000円の所に980円で買い指値を入れた場合、売り板に並ぶ他の投資家の注文をこなし、実際に株価が980円にまで下がってこないと注文は成立しません。現在の株価と離れた値段で指値を入れると、時間はかかるし、注文が約定するとも限りませんが、納得のいく有利な値段で売買できます。
成行注文では、株価を指定せず、今出ている売り板や買い板に注文をぶつける形になります。指値のように「1円でも有利に」というわけにはいきませんが、「今すぐに」という確実な売買にはこちらの方法を取ります。ただし、板が薄い(他の投資家の指値注文の数量が少ない)所に成行注文を出すと、思わぬ高値や安値で約定して損をしてしまうこともあります。
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