株価チャートという図では、上下に線がくっついた白抜きと塗りつぶしの棒がよく利用されます。
これは「ローソク足」と呼ばれるものです。
チャートの描画色にもよりますが、白い棒は株価の上昇を示す「陽線」。黒い棒は株価の下落を示す「陰線」と呼ばれ、どちらも4本値をグラフ化したものです。
陽線は下端が始値で上端が終値、逆に陰線は上端が始値で下端が終値を示します。つまり、始値よりも終値が高ければ陽線、その逆なら陰線になります。
棒から上下に伸びる細い線は「ヒゲ」といい、上の線の先端は高値、下の線の先端は安値を示しています。それぞれの長さを見ると、売りや買いの勢いが一目瞭然です。
長い陽線は大きく買われた事を意味し、長い下ひげが付いていれば、いったんは大きく売られたものの、それを押し戻して買われて終値が付いたということになります。
逆に棒もヒゲも短ければ小動きだったということです。ローソク足からは、もっと色々なことも見えてきます。それらは後程くわしく解説していきます。
参考にしてみてください。
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