新聞の相場欄や、ポータルサイトの株価情報などには、４つの株価が記載されています。これらの株価は４本値と呼ばれ、始値、終値、高値、安値を表しています。

４本値は、一定期間の株価の値動きを表す重要なデータですので、それぞれの持つ意味をきちんと把握しておきましょう。

「一定期間」を１日とした場合、始値はその日最初に取引された時の株価、反対に、終値はその日最後に取引された時の株価です。そして、立会時間中についた最も高い株価が高値、最も安い株価が安値です。

立会時間中は幾度となく値段が付いて株価が上下に動きますが、４本値を見ることで、その日に株価がどんな値動きをしたかを簡易的に把握することができます。１日のほか、１週間、１か月、１年などの単位でも４本値は用いられます。

中でも、終値は重要視されます。未来に一番近い株価が終値だからです。始値と比べて終値は高いか安いか、高値や安値を投資家はどう判断したか、終値にはすべてが表れているとも言えます。

参考にしてみてください。