株を始めるのに、資金はいくら用意するべきか−これは個人の資産状況による、としか言えません。
株式投資に使う資金は、不要不急の余裕資金で、使えなくても生活に支障をきたさない性質のお金であるべきです。
特にバリュー投資では、安価で放置されている株を買い、市場の評価をひたすら待つ作戦になるため、長期戦になりがちです。
少なくとも半年や1年くらいの間は、動かせなくても困らない資金でなくてはなりません。さて、そうした資金は、あなたのフトコロにいくらあるでしょうか?
これくらいなら最悪ゼロになっても生活や人生設計はビクともしない、という程度の額が、身の丈に合った資金といえるでしょう。
それは、5万円かもしれませんし、1千万円かもしれません。ただ、「最初は必ず損をするもの」と思っておくくらいがちょうどいいですね。
余裕資金であっても最初から全額を投資することなく、まずは少額で実際に売買してみて、自分の心理状態を客観的に見たり、相場観を養ったりすることも大切です。
また、生活費、結婚資金、住宅資金、学費など目的のあるお金は株式投資に使ってはいけません。不運にも投資資金がゼロになっても、これらの目的が消えることはないからです。
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