GC=ゴーイング・コンサーンとは事業の継続性を指します

GC=ゴーイング・コンサーンとは事業の継続性を指します。
監査法人が企業決算の監査をして、それに疑義がつく銘柄は、GC疑義銘柄として注意喚起の対象となります。
上場企業は決算時に「この会社の今期決算は合格」という監査法人の承認を受けますが、かつては企業会計の複雑さにまぎれて、粉飾決算がまかり通るケースがありました。
そうした企業は、粉飾が発覚するや倒産しました。業績がよければそもそも粉飾などしないわけですが、決算内容を信じて株を購入した投資家は、倒産によって大損しました。
粉飾を見抜けなかった、あるいは粉飾に加担した疑いがもたれた監査法人は解散に追いまれました。
こうしたことが契機となって監査法人は決算時に事業継続に不確実な要素がある場合、「注記」を記入することになりました。
例えば、契約不履行があり得そうな取引、資金調達などで、不確実な要素が予見されるのに、代替案の明示がないなどです。有価証券報告書に注記がついた企業はGC疑義銘柄として四季報、日経会社情報などに特集されることがあり、実際に倒産した会社
もありますので、注意しましょう。
参考になさってください。

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