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「図解・信用買いの場合」

目一杯信用取引をしているときに暴落に合うと資産ゼロという事態も

さて、信用買いは「これから上昇する」と思える銘柄を買い、思った通り上昇したら信用買いした株を売って融資された資金を返済します。

値下がりした場合でも現金さえ用意できれば現物買いと同じにできる点で、「いつか上がる」と思える銘柄を長期で持つ場合に使える方法といえます。

注意したいのは、そんな調子で安易に信用買いを繰り返す結果、上げ相場の最終場面で信用枠一杯に買う行為です。

株価が値下がりして信用枠の担保力が縮小すると、追加証拠金(追証)の差し入れが発生します。

入れられないと信用取引を強制解除されます。

現金すべてを株に突っ込み、高値で目一杯信用取引をしているときに暴落に合うと、取引の強制解除後、資産ゼロという事態にもなりかねません。

目安として、時価100万円の株を担保に240万円分の株を買っている場合、担保株が半値になると枠は120万円に縮小してしまいます。

追加保証金が発生し、時価50万円の株券か40万円の現金が必要になります。



参考になさってください。



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