一部市場全体の動向を知るには

一部市場全体の動向を知るには東証株価指数(TOPIX)を参考にします。
TOPIXは度々出てくる「時価総額」の増減で株式市場の強弱を見るものです。
具体的には、発行済株式数と株価をかけて時価総額を求め、基準日(1968年1月4日)を100として、それからどう増減したかを知ろうとします。
2015年の東証一部全銘柄の時価総額は約400兆円(端数省略)でした。基準日の時価総額は約8兆6000億円ですから、単純に比較すればこの47年間で時価総額はおよそ50倍ほどに増えたことになります。
当時と現在では株式分割、合併などで株式数が変化していますが、計算は東京証券取引所で調整して、継続性を持たせています。
ちなみにTOPIXが最高値だったのは1989年12月の2884.80円でした。最近は、当時の4分の1の水準で推移しています。
日経平均株価との関係はNT倍率でつかみます。NT倍率は日経平均株価をTOPIXで割ったもので、日経平均株価が値下がりするとNT倍率の値は低くなり、日経平均株価が上昇するにつれ値は大きくなります。
ざっくりトレンドを知るのに使えます。
参考になさってください。

>>>
ネット証券比較ランキング