株式投資をしていなくても株の影響を受ける。
株を実践していない人は「私は株とは無関係。株価が上がろうと下がろうと関係ない」と思いがちですが、国民年金、厚生年金、企業年金などの公的資金も株式市場で資金運用しています。
また、保険に加入していれば、その資金の一部も株式市場で運用されています。株式市場が暴落すると保険会社の運用資金も目減りします。すると、契約者に支払う配当金も減ります。
株価の回復が見込めないと保険会社は予定利率を引き下げます。予定利率とは積み立てているお金を運用して得られるであろう利息部分の見積もり数字です。これが下がると、保険料の値上げにつながります。
新規加入者の中には、掛け捨てタイプの安い保険や共済に入ろうという人も出てくるでしょう。
すると、保険会社は収益面で苫しくなり事業所のリストラをして、地方都市の拠点を縮小します。事業所の縮小は雇用や地域経済にも影響を与えます。株価が上昇すれば逆のことが起こり、世の中が活性化します。
このように株をしていなくても、株の上下が私たちの生活に大なり小なり影響を与えるので、興味や関心を常々持っておく必要があるといえますね。
参考になさってください。
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