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>はじめての株入門「流れで知る株のしくみ(3)」
こちらのページでは、「はじめての株入門」についてご案内します。
はじめての株入門
「流れで知る株のしくみ(3)」

株式上場と幹事証券会社。

Aさんは個人商店Aを営んでいます。店で製造販売しているケーキが評判でよく売れています。Aケーキ株式会社を設立するまでについては前回のコラムでご案内しました。

Aケーキ株式会社はその後、順調に利益を上げ、配当を出し続けました。Aさんはケーキショップを主要都市に出店し、現地生産の計画を温めています。その資金調達に今では銀行融資と増資による株での調達のどちらがいいか、比較検討できるまでになりました。

会社の経営が順調なので銀行融資を受けることも可能ですが、金利がかかること、業績のよいときも悪いときも一定金額の返済をし続けることを考えると、株で出資を募ったほうが会社の負担を軽減できそうです。

株なら利益が出たときだけ配当すればよく、元金を返済する必要はありません。そこで新規に株式を売り出し、規模拡大費用にする道を選択しました。従来からの株主に「もっと株を買いたい」という人がいますし、これから出資したいという取引先や顧客もいます。

そんなとき、証券会社の人から「この機会に上場したらどうですか?」と提案されました。上場すればより多くの人に出資してもらえるし、社名も有名になり、株主優待などで商品を知ってもらう機会も増えそうです。

上場までの世話をする証券会社を幹事証券といいます。将来のビジョンがあり、その実現のために事業計画が立てられ、社員がその実現に一丸となって日々、健全な活動をし、会社に大きな問題がないことなどから、A社は上場に値する企業を探している証券会社の目に留まったようです。Aさんはチャンスだと思いました。そこで「上場申請の準備をしましょう。うちに幹事をさせてください」との証券会社の申し出を受けることにしました。

証券会社の話では株主が300名いて、取締役会が機能し、決算資料などが適切に保管され、投資家への説明がいつでもできる状態であるなど、一定の基準に合致すれば、東京証券取引所の新興企業向け市場・東証マザーズや大阪証券取引所の大証ジャスダックに上場審査をしてもらえるとのことです。

たとえば東証マザーズの場合、主幹事証券会社が決まれば東証自主規制法人審査担当への上場申請の事前確認を経て、上場申請ができます。東証自主規制法人審査担当は、会社の実地調査や社長、監査役、公認会計士へのヒアリング、面談など上場審査をし、東証が承認の決裁をすれば上場承認の公表がなされます。

株が上場される=公開株になる前には、幹事証券の世話で「ファイナンス」が実施されます。すなわち、公開に必要な流通株数や、上場日の流通時価総額の基準をクリアするために、増資をしたり、株主を募ったりするのです。少ない株しかなければ、株価が暴騰したり暴落しやすくなるため、株数や株主を確保して一定の流動性を持たそうとするわけですね。

新たな株主に上場前に株を販売する場合、「公募」方式を取ります。幅広い人に株を事前に「買いませんか?」と募集するには、その株をいくらで売り出すか値段を決めなければなりません。それには同業他社と比較したり、利益や会社規模などから比較推定して「だいたいこれくらいでどうか?」という水準を出します。

その値段で買いたい人がどれくらいいるかをブックビルディング方式(いくらで何株買いたいか投資家に事前に申請してもらう)で最終的な株の発行価格を決めます。高くても買いたい人が多い場合は、買いたい人が多く集まっている価格を参考に、正式に発行価格を決めます。手数料を得てこうした事前の準備をするのが、幹事証券会社の商売であり、役目になります。

参考になさってください。



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